3年間毎月100km走って良かった5つのこと
2018年5月から毎月100km走っています。
2021年6月末時点で継続中なので、早3年2ヶ月続けています。
私もそうでしたが、走る習慣を身に付けたいと思っている人は多いと思いますので、走っていて良かったことを5つ紹介したいと思います。
- 痩せる
- 自信が付く
- 仲間が増える
- 体臭がなくなる
- お金が貯まる
あんまり走ることと繋がってない風な項目もありますが、個人の感想ということで紹介させて頂きます。
1.痩せる
これは走ることだけでは実現しないことなのですが、私の場合は走ることの目的は痩せることでしたし、恐らく多くの方が走り始める時にイメージするのは「痩せたい」だと思いますのでまず挙げさせて頂きました。
私の場合は、走る前は身長177cmで体重72~74km位をウロウロしていました。典型的な中年太りのおじさん体型に仕上がっており、ぎりぎりデブじゃないと思ってるデブだったと思います。おなかは出ていたし、腹回り、特に脇腹から背中にかけてみにくい贅肉がたくさん付いていました。
普段はなるべく現実を見たくないので、たまたま少し小食の日が続いたり、我慢できたタイミングだけ体重計に乗るというズルをして現実逃避する日々でした。
そんな私でしたが、2018/8/31にはなんと65.05kgという凄い数値を叩きだすことになります。但し、これは真夏のランニング直後に計量というこれまたズルをして叩き出した数値ですのでここまで痩せたとは流石に言えません。2018年8月の平均体重は66.79kgでした。72kg位ある人間が67kgまで体重を落とすとそれはもう自分では完全に別人です。鏡を見て締まった身体ににやけることができる、それくらいのインパクトです。
最初に、走るだけでは痩せるは実現しないと書きました。走っても食生活が悪いとあまり痩せないです。走るけど、食生活が悪いパターンを試しましたが(結果として試すことになっただけですが)、リバウンドします。徐々に太ってきます。
なので食生活の改善と合わせ技にはなりますが、走る習慣が付くと食生活の改善もスムーズに出来るように思います。走ったことを無駄にしたくないので、食事も気を付けるようになります。
月に100km走ると、結構しっかり痩せることが出来ます。
2.自信が付く
私が毎月100km走ろうと思ったのは、100というキリのいい数字であることが大きいです。やっぱり毎月30km走ろうとか、50km走ろうだと目標としてはやや中途半端な感じがあり、ハードルの高さがイマイチ感じにくいなと思いました。
日々のランニングで1kmずつ積み上げていき、ずっと2桁が続きます。30km、50km、70km・・、積み上がっていきますが、ずっと2桁です。それでも頑張って続けていきようやく100kmという数字を目にした時の満足感。これはとても嬉しいものです。毎月100km走るようになり、3年経った今でも100km達成した時はとても嬉しいです。
市民ランナーの世界では月に100km走る人などいくらでもいます。何の自慢にもなりません。むしろそれだけ?と言われてしまうレベルだと思います。ですが、会社なんかで話す分には月に100km走っているというのは十分なインパクトです。まず驚かれます。驚かれるととても嬉しいものです。
まず100kmという目標を達成したことが自信になります。それまで継続的に良い習慣を行うということがなかったので余計に嬉しいし、自分でもやればできるという自信につながります。また、周囲の人のリアクションで、なんか自信が湧いてきます。
3.仲間が増える
毎月100kmを走るようになって数ヶ月も経つとどこで聞きつけたのか分かりませんが、自分がランニングをしていると知った会社の人からリレーマラソンに参加しませんかと声を掛けられました。それまではハーフマラソンとかその手の大会に出るという発想もなく、ただ痩せたいとか自分の為だけで走っていました。なのでリレーマラソンに誘われた時も知らない人に面識ない人に挨拶するの面倒だなと人見知り全開で全く乗り気ではありませんでした。
そんな感じで参加したリレーマラソンはあいにくの雨でなかなかの苦行でした。が、参加した人の中ではそれなりに速いタイムで走ることが出来た上、走ることに慣れてきた自分を実感することが出来ました。
その後は同様のリレーマラソンに毎回声を掛けてもらうようになりました。なんとなく近いタイムの人と競うようになったり、走るという共通点もあり参加した人とすぐ打ち解けるようになりました。何よりも走った後にみんなで飲むビールが堪らなく美味しかったです。
リレーマラソンだけではなく、泊まりがけでハーフマラソンに出たり、市の駅伝大会に参加したりと走る人同士の交流がどんどん増えていきました。
全く期待していなかったことですが、走るようになって仲間が増えたことは走って良かったことのトップと言えるかもしれません。
4.体臭がなくなる
走る前は徐々に体臭が気になるようになってきたなーと思っていました。会社から帰ってきて脱いだTシャツとか結構嫌な臭いがしてました。太ってきたし、歳も取ってきたし、加齢臭なんて言葉もあるので、仕方ないのかなと思っていました。
毎月100km走るようになって汗をかきまくったこと、痩せたこと、徐々に揚げ物やお菓子をやめて健康的なものを食べるようになったことなどが重なり、いつしかかつての体臭がなくなっていました。これについてはあなたの思い込みでは?と思われるかもしれませんが、身近な人が臭かったことも臭わなくなったことも率直に言ってくれたので間違いないと思います。
加齢臭というのは確かにあるのだろうと思いますが、適度に運動して、不健康なものを口にしないようにすれば、体臭というのは気にならない程度に減らすことが出来るということを知りました。運動不測で太り気味で体臭を自覚している人もそうでない人も走ることは自分にも周りの人にも良い効果があると思います。
5.お金が貯まる
1キロ走る毎になんとかポイントが溜まっていろんなお店でポイントを使うことが出来る、という話ではありません。が、結果的には走れば走る程チャリンチャリンとお金が貯まって行くと思います。
走る前は残念な習慣として、暇な時はパチスロに行ったり、四六時中FXをやったりしてました。パチスロしながらFXで売買したりといった無茶苦茶なこともしてました。私はギャンブルの才能はゼロなので何をやってもいいカモでやればやるだけ負けまくってました。パチスロとFXで負けた金額はトータルでは結構なレクサスが買えたくらいの額になると思います。
走るようになって、3年以上経ち、パチスロやFXは完全にやめました。そういったことに無駄な時間を費やすことをやめ、代わりに走るようになりました。かつては5キロ走ってパチンコ屋に行き、スロットを打った後に走って帰り、身体を鍛えつつ勝負もできて最高じゃんとか訳分からないことをしたこともありました。
が、結局パチンコ屋に行くと空気が悪いこと、身体を動かさないことで体調は悪くなりますし、FXでポジションを取ると気になってスマホばかり見てしまう、寝不足になり走る時のコンディションが悪くなってしまうなど何もいいことがありませんでした。
言うまでもなく、負ける訳ですから、お金がどんどん消える訳です。たまに勝ったら勝ったでジャンクな食事を取ったり、余りコインでお菓子と交換して食べたりします。負けたら負けたでマックやらコンビニやらに行ってこれまた大量のジャンクフードをやけ食いしていました。
これらの最悪最低なスパイラルを抜け出せたのは、毎月100km走る習慣のおかげです。月に100km走ろうと思ったらパチンコ屋で一日過ごして、勝ったから次の日もとか、負けたから取り返すために次の日もとかはありえない訳です。そんな無駄な時間を使ってたらどんどん自分に甘くなってしまい、すぐに100kmを諦めていたと思います。
走るようになって、自分を制御することが出来るようになったと思います。パチスロやFXで散財していたお金が手元に残るだけでこれまでとは比べ物にならない位お金が貯まるようになりました。更に、それらの手元資金を全て積立投資や個別株投資に振り向けたおかげで徐々に資産が増えていくようになりました。今では投資信託、海外ETF、リート、金・プラチナなどに分散投資して着実に資産を構築できるようになりました。
まとめ
毎月100km走って良かったことを5つ紹介させて頂きました。
走ることでなくても良い習慣を身に付けることで自信も付くし、自信が付いたことで他の生活習慣にも良い影響が出るように思います。
何よりも100km走るという目標が良い目標だと思うのは、積み上げることで必ず到達出来るということですね。途中で進捗度が下がることは絶対ないというのは、目標設定ではとても大切なことだと思います。
走る習慣を身に付けたいと思っている方のお役に立てれば嬉しいです。